おしま学園は昭和42年に開設された入所定員70名の知的障がい児施設です。それぞれの年齢に応じて近隣の小中学校等に通っています。また、施設内では空き缶つぶし作業、ボカシ肥作りなどの作業も行っています。
・居室のガラスが大きく、目線の高さにガラスがある。
ガラスの破損による怪我のおそれあり。
《散乱防止シートを貼る・硝子をクリヤーアクリル板に変える》
・居室ストーブに付き暖を取っている。又、他利用者とストーブの前を取り合っている。
火傷、利用者との関わり(喧嘩等)。
《ストーブガード設置》
・浴室内洗い場の石彫で出来た棚。
歩行が不安定な利用者が浴槽出入りの際に転倒し、角で体や頭をぶつけるおそれあり。
《棚の角に衝撃吸収保護ガードを取り付ける》
・掃除後のトイレが滑る。
転倒。
《換気をしたり給水スポンジを使用して早めの乾燥を心がける・職員が側で付き添う》
・男性小便器の目線上に堅い石彫で出来た棚がある。
不意な衝撃にて顔面をぶつけるおそれあり。
《衝撃吸収保護ガードを角に取り付ける》
・玄関の床タイルが剥がれてきている。
利用者登校、出勤時におけるつまずき、転倒から怪我に繋がるおそれあり。
《拾い集めて歩行の邪魔にならないよう別の場所に保管》
・洗面所前のマットがめくれている
転倒のおそれあり。
《マットの捲れ防止テープを貼る》
・カーペットが古くめくれている。
つまずき転倒し怪我のおそれあり。
《滑り止めを敷く・捲れ防止テープを貼る》
・クッションが散乱している。
つまずき転倒し怪我のおそれあり。
《クッションの数を減らす・気付いたらその都度所定の場所(ソファー)へ戻す》
・カーペットに糸くず等のゴミがついている。
異食に繋がる。
《粘着テープカーペットクリーナー購入》
・ストーブに付いている。(他5件)
火傷。
《ストーブガード設置》
・廊下とリビングの出入り用扉のガラス。
ガラス押さえの釘が緩み5㎜程度5〜6本飛び出ており、衣服、体を引っかけてしまう。他〜利用者が開閉を繰り返し、指を挟むおそれあり。
《扉開閉の固定をする》《釘の緩みの定期チェック》
・椅子がテーブル下に収納されていない。
椅子に足を引っかけ転倒する。足指をぶつける。
《退席時、椅子の片付けを心がけるように声を掛け合う》
・食事用ナイロンエプロンが床に落ちている。
エプロンを踏んで滑り転倒のおそれあり。
《配膳の際エプロンをトレイで固定し落ちない配慮をする》
・玄関の扉が外れやすい。
飛び出し事故、外れた際の怪我のおそれあり。
《業者に依頼し修理をする》
・壁に釘を打ち道具を掛けている。
転倒、接触した場合の怪我。他〜壁より飛び出した釘での怪我。
《高い場所に付け直したり、釘を抜いて対応する》
・課題エリア(机の上)のカラーボックスを固定していない。
倒れ怪我をするおそれ。
《ネジにて固定する》
・衣類乾燥室のコンセント部分の破損と埃。
漏電、火災へ繋がる。
《営繕係が修理・定期的な確認と掃除の徹底》
・掃除機、ドライヤーコンセントが高温で一部黒く焼けこげている。
ショート、感電、火災に繋がるおそれあり。
《新たに購入する・他のコードも点検する》
・寮前の側溝の蓋が外れている。
転倒。
《蓋のはめ直しをする》
(2010年6月 おしま学園)