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周囲に感謝して、これからは自分が支えとなり人を育てていきたい
菅野紀子/ワークセンターほくと(1993年採用)
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Career Up
Interview 02
菅野紀子
ワークセンターほくと(1993年採用)
侑愛会で24年
業種が変わっても
利用者さんのために試行錯誤

現在、「ワークセンターほくと」で課長を務める菅野さん。快活な笑顔が印象的な菅野さんは、短大の社会福祉科で学んでいた時侑愛会と出会いました。「短大に侑愛会の方が講師に来ていて。施設へ実習にも行きました」 就職を決めるきっかけとなったというその実習では、「高齢の利用者さんたちが、孫のように歓迎してくれました。『ありがとう』とたくさん声をかけてもらい、この仕事が楽しい、もっと利用者さんと関わっていきたいと思ったんです」 その後、法人のお祭り行事のボランティアにも数回訪れました。

「就職活動には札幌の施設も見に行ったのですが、活気がないように感じてしまったんです」そこで、侑愛会に就職。高等部寄宿舎で、高校生たちの生活のサポートをしました。「親元を離れて来る子たちの母親代わりにならなくてはいけないのですが、若かったのでなかなかそれが難しくて。 先輩に教わりながら、無我夢中で14年勤務しました」高等部の閉校が決まり、それより2年早く寮が閉鎖に。菅野さんは、女性の成人施設『明生園』の職員に移りました。「中でも私が担当したのは、高齢の方がいらっしゃる寮でした。介護を行うにあたって、食事はどうしたらいいんだろう、どうやって利用者さんを楽しませたらいいだろう、 といろいろ調べながら試行錯誤しました」
「明生園」で6年勤務した後、現在所属している「ワークセンターほくと」へやってきました。「現場で1年働いてから管理職試験を受けて課長補佐になりました。さらに今年、課長に昇進したところです。園長は当別にいた頃から知っていて尊敬している方なので、自分が少しでも支えられれば、という思いがありました」

課長としての幅広い業務
今度は周囲の職員を助ける側に

課長になって、現場の調整、サポートのほか、役所とのやり取りや入所相談の家庭訪問、他の事業所の受け入れ状況確認、短期入所の方の対応など、手掛ける業務は幅広くなったそうです。 また、月に一回「課長会」の会議が行われ、各事業所の課長が集まって情報共有がなされているのだとか。「プレッシャーはありますが、何か困ったことがあれば園長に相談できる環境です。管理職になって心境の変化としては、 人材育成を意識したり、職員一人ひとりの家庭の状況に配慮するようになったことです。職員の話を聞くことを大事にしたいと思っています」 女性職員から相談を受けることも増えたそうです。「私自身、高等部寄宿舎にいる時に結婚と出産を経験しました。高校の夏休みから冬休みが終わるまでの期間、産休・育休を取らせてもらったんですよ。女性も仕事ができるように、職場のみんなで協力してサポートすることが必要だと思います」これから侑愛会で働きたいと思う方たちに向けて、「支援というのは、アイディアが大事。利用者さんの生きがいにつながるように考えて、一緒にがんばりましょう」と語ってくださいました。